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愚者の船

Wikiさんで調べたら「The Ship of Fools」。馬鹿が一人だろうが大勢だろうがどうでもいいんだけど、衆愚って言葉もあるくらいだから、ここはやっぱ複数形で。かいつまむと15世紀末に刊行され、堕落した当時のカトリック聖職者らを揶揄した内容でベストセラーとなった書籍の名前が元。

どちらかというと本家よりヒエロニムス・ボッシュ(ボスと書こうとしたら、スペルが自動車機器メーカのボッシュと同じなんで。そういえばヒューゴ・ボス VS サントリー・ボスの商標権を巡る争いはどうなったんだっけ?)エーと、そのボッシュの絵の方がメジャーだし、聖書の一節にでもあるのかなと思ってた。

そもそも始めて聞いたのがグレートフル・デッドの同名の曲。
From the Mars Hotel
そのイメージがあったから、風刺とか糾弾とかとは正反対の極に位置するどこかしら明るい悲壮感みたようなものを感じてたんだけど。

それにしてもジェリー・ガルシア、早く逝き過ぎだよ。あの手の人は27歳で死ななきゃ長生きするはずなんだけど、その伝説は1980年12月8日に消滅しちゃってたか。

ヒエロニムス・ボッシュつながりでもう一つ。彼の代表作である「悦楽の園」をまんまCDのジャケットにしたバンドがあった。

Aion

DEAD CAN DANCE 死者の舞、ゾンビの盆踊り、思わせぶりな名前と出身がオーストラリアというギャップ。オージーとくればつい「カルフォルニアの青いバカ」を超える能天気を思い浮かべて、珍しくジャケ買いしちゃったけど、中はまっとうないわゆる Ambient Music。

Racistのつもりは全くないんだけどどうも偏見が過ぎますな私は。でもバンド名はデカダンスのもじりだと思うよ。なんせオージー英語だから。
懲りない馬鹿はこれにて退場。
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