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幽霊船あるいはFlying Dutchman

繋留のくびきを放たれた彷徨えるオランダ人。でもなんでFlyingなんだ。空を飛ぶのはスコットランド人のジャッキー・スチュワートに決まってる。と種村季弘まねっこしてアナクロニズム(時間錯誤)ごっこしようとしたけど、作文力がないから文章がふらついちゃってる。
でも、偉大なるレーサーはこの称号をどう受け取ったんだろう。不吉さを感じたらF1なんかやってらんないか。

そもそも、ダッチとオランダ、ネーテルランド、ビミョーに使い分けられてるようだけど、ダッチが俗称かと思ったらロイヤルダッチなんて会社があるし、ダッチコーヒーは水出し、でもその後にショップがつくとまた虚空に飛んでしまう。

結論。Flying Dutchman なるものは実体がないが故に幽霊船。合理性とプラグマティズムに裏打ちされたプロテスタントが葬り去った中世の幻影をワグナーが掘り出したもんだから、哀れなジャポネーゼが一人迷い込んじゃった。
幽霊船の話は、伊豆沖あたりを舞台に換骨脱胎した久生十蘭の「平賀源内捕物帖」の一編あたりが、船酔いもバッドトリップもすることなく小気味よいですぜ。


  


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by 裏DVD (2011-06-22 13:52) 

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